生活シミュレーションで育てる「聞く・話す・読む・書く」はじめての方へ本プログラムについて操作方法スタート



はじめての方へ


 特別支援教育では、「聞く・話す・読む・書く」の困難の克服が大きな課題となります。

「聞く・話す」の学習では、子どものコミュニケーションの苦手に合わせた指導が必要となります。
特に、子どもの障害特性と生活場面を考慮した指導が大切です。

漢字の「読む・書く」の学習では、読みの習得をはかった上で、書きの習得を図ることが大切です。

今までの、学習支援では、読みと書きの両方に考慮した指導方法は、少なかったことが指摘できます。
子どもが読みの習得困難を軽減する上で、読みのイメージ形成を図ることが大切であることが明らかになってきました(文献1)。

 本プログラムでは、漢字の読みの習得をはかる上で、漢字の意味に対応したイラストを活用し、導入しました(文献4)。
これによって、イラストの視覚的イメージの定着を図ることをポイントにしながら、読みの定着を促します。

単語の視覚的イメージの定着が特に効果的な子どもは、聴覚記憶の弱い子どもであることが言われています。したがって、本プログラムは、聴覚記憶の弱い子どもにとって、特に効果的であることが言えます。

書き困難の軽減をはかる上では、視覚認知が弱く、聴覚記憶が強い子どもでは、書く活動を言語的手がかりに置きかえる方法が有効であることが指摘されています。

また、視覚認知が強く、聴覚記憶が弱い子どもでは、視覚記憶を手がかりとして書字を行う指導が有効であることが指摘されています(文献2,3)。

 本プログラムでは、視覚認知が弱く、聴覚記憶が強い子どもを想定して、漢字の言語的手がかりに基づく書字指導ができるように工夫しました。
また、視覚認知が強く、聴覚記憶が弱い子どもを想定して、視覚記憶の手がかりを手がかりとした書字指導を工夫しました。
教材作成に当たっては、子どもの聴覚情報処理、視覚情報処理の特徴を考慮しながら、学習方法を工夫することで、習得が容易になります。

子どもの得意な情報処理を利用した学習を是非、工夫してください。


参考・引用文献

つづき