ホームへもどるひらがな文の読み困難漢字の読み困難新しい教材の提案学習の流れ教材の構成  
 
 

『一人ひとりの教育ニーズに応じる デジタル読み書き支援』は、平成20年度「子どもゆめ基金」(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成を受け開発されました。

生活に関連した漢字単語の読みの学習支援について

 読み困難を持つ子どもの教育支援が、注目されるようになってきました。子どもに合わせた教材が十分準備されていないことも、支援をさらに難しくしています。
 それでは、どのような教材が効果的なのでしょうか?
いくつか、わかってきた事柄をもとにして、考えてみたいと思います。

東京学芸大学
小池 敏英

 日本語は、ひらがなと漢字の2種の文字を使います。読み困難を持つ子どもは、小学校に入り、文字学習が始まった段階では、ひらがな文の読みに、著しい困難を示します。はじめに、ひらがな1文字1文字の読みが難しい子どもがいます。また、特殊音節の読みが難しい子どもがいます。ひらがな1文字1文字の読みを習得できても、ひらがな文をうまく読めない子どもがいます。この子どもでは、少し長いひらがな単語を、うまく読むことができません。
 このように、ひらがな文をうまく読むことができない子どもでは、教科書など、少し長い文章から意味を読み取ることがむずかしく、学習上の大きな妨げになっています。
 このようなひらがな文の読み困難に対する教材の必要で、現在、さまざまな取り組みがなされています。

漢字の読み困難
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