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 |ADHD児とは?特徴2次障害問題行動支援ソーシャルスキル指導





・落ち着ける状況を確保する
(刺激の少ない環境を設定する)

・指示する際の配慮
  1. 指示は具体的で、簡潔明解にする。
  2. 叱責を避け、肯定的に対応することで、自己評価の低下を防ぐ。
  3. 場面に合った適切な行動をした場合には、具体的にほめる。
・友人関係の形成に配慮する


■支援を念頭においた実態把握

  1. 障害を克服しようとする本人の努力を把握すること
  2. 多動を示す場合でも、動く前に動かないよう努力をしている。本人の努力を認めることが大切。

  3. 本人が得意としていることを把握すること
  4. 得意を把握し、それを評価することは、2次障害の軽減につながる。活動性の高さは、子どもの得意として生かすことができる

  5. 本人ができていることと、できそうなことを把握すること
  6. 注意の持続について、どのような条件で、何分ぐらいならできそうなのか、把握することが大切。
    できないことを課題とすると、失敗経験につながり、自己評価を下げてしまう

文献(7)

■言語指示のポイント

  1. 肯定的な言葉の使い方をする
  2. 「〜しないと、できない」ではなく、「〜できるよ。だから〜しよう」
  3. さりげなく対応する
  4. 高い理解力と自尊心を持っているので、幼児のような対応はしない。
  5. 矢継ぎ早に言わない。落ち着いた調子で、わかりやすい文で話しかける。
  6. 子どもの行動の意味を理解し、子どもが望んでいる気持ちに共感できることを示す。
  7. 何が起こっても驚かず、平然と対応する。
  8. 良いことともに、間違いやいけないことをはっきり伝え、あいまいな態度をとらない。

文献(1)

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■要求が実現ができない場面での対応のポイント

問題行動をおこしやすいので、対応に配慮する
  • 子どもの気持ちに共感を示す。要求が実現できない理由を説明する。
  • 問題の状況を図やリストにして、視覚的に分かりやすいようにする。
  • 問題解決や要求実現の手段を共に考える。
  • 問題を解決するパートナーとして、大人を位置づけさせる。
  • 実現できそうな代案を提案し、選択するようにアドバイスする。
  • 子どもが選択する際には、「その結果がどうなるのか」、考えさせる。
  • 将来、実現できそうな案を考え、実現をはかる。


■行動抑制がうまくできない

  • 行動の制御がむずかしくなる。
  • 行動に間が取れないため、実行機能がうまく働かなくなる。


実行機能を促進する働きかけが効果的

  • 過去の経験を思い出すのがむずかしい
  • 自己問答や反省が難しい(心の中で考えるのが苦手)

  • 大人と話すことは、思考を明確にするのに役立つ。考えを口に出して言わせる。
    大人との対話の中で、解決を探すよう促す。
    一人で考えることのできる、やさしい状況から始めて、しだいに日常場面に近づける。


  • 気持ちの建て直しがむずかしい
  • 行動を変えるなど、柔軟性に欠ける。

  • 自分で「選ぶこと」が、意思決定につながることを、教える。
    選択肢の結果について考え、その中から、選ぶよう促す。
    解決がやさしい場面で、選択肢を作ってみることを促す。

文献(5)(8)

■実行機能を促進する働きかけ

  • 行動抑制する力を促す
  • ・行動を静止する手がかりを、視覚的に与える。
    ・できる範囲に到達目標を設定する。


  • 目標を自分で立てるように促し、自分でできることに気づかせる
  • ・短時間でも行動静止できることに、気づかせる。


    少しの努力で達成できる目標から始める。
    達成できたら、努力で可能になったことを指摘し、誉める。

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