「特別支援教育」とは

私達は、軽度発達障害の子どもを対象に、ソーシャルスキル指導会を行ってきました。
その活動を通して、指導会では、
1.こどもにあわせた活動内容を準備すること
2.社会的な場面でのソーシャルスキルの活用が大切であること、を考えてきました。

 また、支援では、ボランティアスタッフとの意志疎通がとても大切であり、指導会の効果に直結することがわかってきました。
 支援では、子どもの得意な力に働きかけることが大切ですが、不適切な行動や、苦手なことが目立つために、さきを見通した働きかけをすることがむずかしくなります。

 そのようなときに、「(1)活動内容と種類が、社会的場面との関連で整理され、(2)子どもの得意な力に基づく支援のポイントが整理された指導リストが必要である。」と考えました。
 また、活動内容がアニメーションや動画で用意されていると、スタッフに対して説明しやすく、子ども達にもわかりやすいのではないかと考えました。

 本教材は、そのような考えに基づいて制作されたものです。
 ソーシャルスキルを形成する上で、自分の苦手を自覚的にのりこえること、また、自分の良さをアピールする仕方を、身につけることはとても大切です。
 そのためには、長期的な目標を持った活動の組み立てが必要になります。

 本教材の利用によって、指導会での活動が、見通しを持った指導につながればと思います。
 また、本教材の利用によって、指導会での指導が、ボランティアスタッフと子どもの双方にわかりやすくなり、興味を持って取り組むことができるようになれば幸いです。

小池敏英